ネットワーク構築・検証ツール一覧
無償・有償、商用・非商用関係なく
ネットワークの構築や検証、ベンチマークに使えるツールを載せておきます。
気がついたら、運用・監視系も入っちゃってた。
特に順番は思いつき、発見順だったりするので読みにくいかも。
※コメント欄開けてるので、載せてほしいことあれば書き込んでおいてくだされ。※
--- テスト方法 or RFCメモ or 備考メモ ---
RFC 9004 - RFC2544の部分「26.4」を更新したBack-to-Back Frameの試験・評価 方法
RFC 2544 - ネットワーク機器の通信性能試験・評価方法
RFC 1944 - RFC2544の前のネットワーク機器の通信性能試験・評価 方法(RFC2544前身)
RFC 1242 - ネットワーク機器の試験用語・定義
RFC 9411 - 次世代ファイアウォール機器の試験・評価方法
RFC 3511 - ファイアウォールの試験・評価方法
RFC 2647 - ファイアウォールの試験用語・定義
RFC 2889 - LANスイッチング機器の通信性能試験・評価方法
RFC 2285 - LANスイッチング機器の試験用語・定義
RFC 7640 - ネットワーク機器のトラフィック管理機能の通信性能試験・評価方法
RFC 4689 - トラフィック管理機能の試験用語・定義
RFC 9693 - ステートフルNATxyゲートウェイのベンチマーク方法
RFC 5180 - ネットワーク機器のIPv6通信性能試験・評価方法
RFC 8219 - ネットワーク機器のIPv6移行技術の通信性能試験・評価方法
ITU-T Y.1564 - イーサネット サービス開通用の品質試験手法
NetEnum5
配布 o r詳細記載サイト:
https://www.e-realize.com/netenum5.html
メモ:
株式会社リアライズが公開しているネットワークをスキャンしてデバイスの情報を羅列できるソフトウェア。
無償で商用利用可な太っ腹なソフトウェア。
haru ping (旧 LAG WATCH)
配布 o r詳細記載サイト:
https://haru-ping.jp/
(https://lagwatch.com/)
メモ:
pingを飛ばしてパケロスログを出してくれるツール。常時監視でネットワークの調子が悪い時間帯の特定などに使える。
いつの間にか、LAG Watchからharu-pingにリニューアルオープンされてPC・Windows版が再公開された。
LAN Speed Test
配布 o r詳細記載サイト:
https://totusoft.com/lanspeed
メモ:
対象サーバーへデータ転送をしてネットワークのスピードテストができるツール。
GUIで設定してテストできるので手軽に使える。
有償ライセンスを買うと送受パケット回数の変更ができてより平均値をリアルにしやすくなる。csvで結果を出したりもできる
サーバー側用有償ソフト:LST Serverを使うとRAMに書き込みするのでDisk・I/Oの影響がなくなるやつもある。
ipgen
配布 o r詳細記載サイト:
https://github.com/iij/ipgen
メモ:インターネットイニシアティブが開発したFreeBSD上で使えるパケットジェネレータ。
RFC 2544のネットワークベンチマークができるソフトウェア。高価な商用パケットジェネレータがなくてもテストができる。
NEEDLEWORK
配布 o r詳細記載サイト:
https://www.ap-com.co.jp/ja/needlework/
メモ:
Ping / Traceroute テスト、UTM/FW ポリシーテスト、ネットワーク負荷テストができる商用製品。
機能上限ごとにライセンスが変わり、Freeプランもある。GUIで設定できるので難易度が低そう。
使いこなせばかなり便利そうな雰囲気。
Wireshark
配布 o r詳細記載サイト:
https://www.wireshark.org/
メモ:
真実はすべてパケットにあり。
セキュリティからネットワーク障害調査まですべてはそこに置いてきた(謎
(常時設置して監視には向かないので別ツール要検討)
iPerf / iPerf3
配布 o r詳細記載サイト:
https://iperf.fr/
メモ:
メジャーなスループット計測ツール。
同じiPerfバージョンを測定PC・サーバー両方にインストールして、受信待機・送信コマンドで操作する形式。
ド定番計測ソフトウェアなのであらゆるネットワーク機器レビューで見かける~。
Windows、Linux、FreeBSD、MacOS、Android、iPhoneで広く使えるので色々検証できる。
一部ネットワーク機器では機器上でiPerfを実行できたりするそう......
JPerf
配布 o r詳細記載サイト:
https://code.google.com/archive/p/xjperf/
メモ:
iPerfのJava ベースGUIバージョン(JRE必要)
リアルタイムグラフ表示などがあるのでデモなどにも最適。
(更新されてないのが気になるところ)
個人的に確認した使用例では、日本製線のデモ動画で使われてた。
これもJavaのフロントなのでWindows、Linuxなど様々な環境で使える。
JMETER
配布 o r詳細記載サイト:
https://jmeter.apache.org/
メモ:
ネットワークで、というよりはWebサーバー対象に負荷テストを行う系の
みんな大好きApache開発のソリューション。
Apache開発だけあって、参考情報も多いのが利点。
Ostinato
配布 o r詳細記載サイト:
https://ostinato.org/
メモ:
Ostinatoはトラフィック生成・負荷ソフトウェアで
テスト通信を生成してネットワークに流せるソリューション。
Wiresharkが受信ならOstinatoは発信ソフトになる。
GUIを備えて、対応OSがクロスプラットフォーム で Windows、Linux、Mac OS X、RaspberryPiなところが強みか。
なお、2024年にオープンソースからクローズドソース開発に移行してる。
Ostinatoのブログページにホームルーターなどのテスト方法などがあるので参考に。
BISMark
配布 o r詳細記載サイト:
https://projectbismark.github.io/
メモ:
Openwrtベースに専用端末でISP及びホームネットワークの測定を行うもの。
BISmark ルーターとBISmark サーバーを構築して利用する。
国内だと一般社団法人日本ケーブルラボがBISmarkに改良を加えたものを構築し
「ネットワーク品質測定システム」して通信事業者に提供した例がある。
元はジョージア工科大学とプリンストン大学の共同研究PJだった。
Netmi
配布 o r詳細記載サイト:
https://www.vector.co.jp/soft/dl/win95/net/se222387.html
メモ:
かなり昔からある日本国産フリーウェアの測定ソフトウェア。
単体ループバック、クライアントとサーバー側の2台構成など利用可能。TCP・UDP設定、送信サイズ、ポート、測定時間、データ量など設定できる。更新はされていないため、現状に則しているかは…?なものの
GUIでインストール不要、Windowsで使えるので便利そうな雰囲気。
調べると総務省のネットワーク検証事業の報告書でちょくちょく出てくるので
それなりに実績はあるよう。
※対応OSが「Windows 98・Me・2000・XP」だったものの
Windows10、Windows 11で一応動いたものの、TCP測定はエラッたので要検証
SmokePing
配布 o r詳細記載サイト:
https://oss.oetiker.ch/smokeping/
メモ:
ネットワーク品質の測定ソリューション。
品質の推測に使えるレイテンシ測定ツールでレイテンシ分布、パケットロスを測定、保存、表示する。
運用中のNWの品質低下や異常を可視化。単体でターゲットへPingやDNSサーバを測定もできる上に
2台体制にしてMaster/Slaveでデータ取得もOK。
複数のSmokePingを立てて、Masterから他のSlaveを管理して
ISP/複数拠点NWでNW全体の監視もできちゃうそう。
検証にも使えるので紹介。
ちなみに開発者のTobias Oetiker氏はMRTGの開発者
プロダクト名 in the near future
配布 o r詳細記載サイト:
メモ: